幕末の日本が”植民地化”されなかった本当の理由──列強にとっての日本の意外な存在価値とは? (4/5ページ)

Japaaan

アヘン戦争を描いた絵(Wikipediaより)

当時のイギリスのやり方はまるきり押し売りであり、これがイギリスにとっての自由貿易帝国主義でした。

日本は良い商売相手

結論を言えば、欧米諸国は日本を「植民地」ではなく「市場」化しようとしていたのです。

江戸時代の日本はとても高いポテンシャルを持っていました。鎖国のおかげで自国の産業が発達し、人々の生活水準は高く、購買力もあったのです。

そんな日本を原料供給地としての植民地にするという選択肢はありませんでした。

しかも面白いのが、そのわりにアメリカは貿易赤字になってしまったという点です。

もともとアメリカは日本との通商で利益をあげようと輸出品の増加を期待していましたが、生糸や茶など日本の良質な製品の買い入れが多く、なんと貿易赤字になります。

また、本格的な交易活動の前に南北戦争となってしまい、最大貿易相手国になるタイミングを逃します。

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