「みんなで大家さん」の次に問題になりそうな不動産投資クラウドファンディングサービス「ヤマワケエステート」 (3/4ページ)

ゴゴ通信

ヤマワケエステート:高利回りクラウドファンディングに漂う警戒サイン

■ 事業概要と魅力
ヤマワケエステートは、少額(1 万円からなど)で参画可能な不動産クラウドファンディング・スキームを提供するサービス。
・想定利回りが一桁〜二桁(8%以上が基本)という高利回りを掲げている。
・募集頻度が高く、運用期間が比較的短期(数 ヶ月〜1年)という案件も多い。
・少額参画による敷居の低さで、個人投資家に人気を集めていた。

■問題の顕在化:償還延期・不信の拡大
しかしながら、複数の報道・分析により以下のような問題が明らかになっている。
・償還(元本返還・利益分配)予定日の延期 が発表されており、特に「札幌市宮の森」シリーズのファンドで、売却契約の成立遅延が原因とされている。
・運営会社・グループの経営状況・財務構造に対しての 信頼性低下。たとえば、親会社・グループ会社の株主優待の廃止や社長の辞任などがネットで指摘されている。
・情報開示の不足、また劣後出資の割合が少ない、途中解約不可というスキーム上の制約が多く、投資家保護や透明性の面で懸念が出ている。

■ 主な事例
・2024〜2025年に募集された「No. 62号 札幌市宮の森 2nd」などで、運用終了予定時期が近づいていたにもかかわらず、売却契約が成立せず「償還延期」となる通知が出ている。
・親会社 株式会社REVOLUTION がかつて発表した株主優待制度(2,000株保有株主に年間12万円分のQUOカードPay)を 一度も実施しないまま廃止。この発表が投資家の不信感を更に強めた。

■ 投資家にとってのリスク要因
・高利回りの提示は魅力的だが、「なぜ高い利回りを出せるか」「売却可能性・賃料収入の確度」「劣後出資比率/運営会社のリスク耐性」など裏側の構造を慎重に確認する必要がある。
・運用期間中・運用終了時に想定通りの収益・売却実現ができないと、 元本割れ・返金遅延・運用延長 といったリスクが顕在化。

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