【べらぼう】写楽は歌麿と蔦重の子供!?“業と情”そして因果の絡み合った写楽の絵とは? (4/5ページ)

Japaaan

真面目一筋に生きてきた彼女もまた、たい・たい・たいの欲望渦巻く時代に生まれた一人であることを、実感せずにはいられない一幕でした。

写楽は歌麿と蔦重の子供?

再び始まった二人の共同作業。大河ドラマ「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」公式サイトより ©️NHK

かくして再び蔦重の元へ舞い戻った歌麿。ここに写楽プロジェクトが本格始動します。

本作における写楽の正体は歌麿か、それとも絵師たちの集合体なのか……もし前者であれば、写楽の絵は「歌麿の業と蔦重の情が絡み合った因果の果てに生み出された合いの子」と言えるでしょう。

男性同士だから物理的には子供が生まれない代わりに、写楽の名と絵が二人の子供となったのかも知れませんね。

一方で写楽が後者であれば、昔から唱えられてきた写楽=複数絵師説を具現化した形になります。誰がどの絵を担当するのか、想像するのも楽しいでしょう。

※現代では写楽=斎藤十郎兵衛(さいとう じゅうろべゑ。阿波徳島藩のお抱え能役者)説がほぼ定説となっているようです。

ともあれ第46回放送「曽我祭の変」では、東洲斎写楽(とうしゅうさい しゃらく)として歌麿たちの役者絵が華々しくデビューを飾るのでした。

大版役者絵が28枚同時に出版され、いずれも黒雲母摺(くろきらずり)という豪華仕様、世に与えたインパクトは絶大だったはずです。

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