年末年始、そのダルさは“胃”のせいかも?仕事効率が50%ダウンする「胃疲れ」に要注意! (2/4ページ)
今回は、消化器内科の専門医である三輪洋人先生に話を聞いた。
三輪先生は、川西市立総合医療センター総長を務める消化器内科のスペシャリストだ。兵庫医科大学消化器内科主任教授などを歴任し、機能性ディスペプシア(FD)など胃の不調に関するエキスパートとして知られる。YouTube「Dr.三輪洋人の健康チャンネル」での発信や、著書『胃の不調の原因と対策 胃活の教科書』(毎日新聞出版)などでも注目を集めている。
三輪先生によると、年末年始は「暴飲暴食」に加え、寒さによる「冷え」、忙しさによる「ストレス」が重なり、自律神経が乱れやすい時期だという 。 胃の不調の原因となる自律神経の乱れは、残念ながら薬などではコントロールできないため、日々の胃のケアが重要になる。そこで先生が提唱するのが、薬に頼らず生活習慣を見直す「胃活プログラム」だ 。
① 胃のリズムを整える「超手抜き朝ごはん」
調査では、胃の不調を感じる人の4人に1人が朝食を抜いていることが判明した 。 「朝食は、自律神経のスイッチを入れる大切な儀式です」と三輪先生。時間がなくても、バナナやヨーグルトなど、簡単なものを口にするだけで十分とのこと。まずは胃腸のリズムを整えることから始めよう 。
② 胃を守る「菌活」
腸だけでなく、胃にも「菌活」は有効である。特にヨーグルトは、調査でも「効果を実感した対処法」として上位に挙がっている 。 「LG21乳酸菌など、胃で働く乳酸菌を含む食品を取り入れるのがおすすめです」と先生は語る。
③ 胃を温める「温活」と「姿勢」
冬の寒さは胃の大敵である。腹巻でお腹を温めたり、冷たい飲み物を控えたりする工夫が必要だ 。また、デスクワークでの「猫背」も胃を圧迫し、胃酸の逆流を招くため、背筋を伸ばす意識も大切だという。