2025年第3四半期ファウンドリー2.0のグローバル市場における売上高を発表〜TSMCとASEの牽引で前年同期比17%増の850億ドルに急伸〜 (3/6ページ)
・OSATの好況が継続
OSATセグメントは引き続き活況で、2025年第3四半期の売上高は前年比10%増となりました(2024年第3四半期の前年同期比5%増から加速)。この四半期における最大の成長の要因はASE/SPILであり、AI GPUおよびAI ASIC需要に対応するため、TSMCからの受注の一部が波及したことを背景に、FOCoS(Fan-Out Chip on Substrate)ソリューションが恩恵を受けた形です。2026年には大幅な生産能力増強(前年比+100%)が見込まれ、OSATベンダーの2025〜2026年の主要成長ドライバーはAI GPUおよびAI ASICになると私たちは予測しています。
図2:
ファウンドリー2.0市場におけるレベニューシェアと前年同期比成長率・2025年第3四半期と2024年第3四半期の比較
[資料: https://files.value-press.com/czMjYXJ0aWNsZSM3Nzc0NSMzNjcyODQjNzc3NDVfZXB4SVVKdlJZSS5wbmc.png ]
出典: カウンターポイントリサーチ社
年後半の見通しに関して、カウンターポイントリサーチ社シニアアナリストJake Laiは次の通り述べています。
「主要な売上成長ドライバーが稼働上限(4/5nmのフル稼働)に達し、さらにCoWoS能力にも制約がある中で、2025年のファウンドリー市場全体の成長を牽引するTSMCが、Q4に再び大きな前四半期比の売上成長を達成する可能性は高くありません。その結果、ファウンドリー2.0市場全体の通年売上成長率は概ね15%前後になると予測します。専業ファウンドリー市場は前年比26%成長が予測され、今後数四半期に渡るAI GPUおよびAI ASICの継続出荷を背景に、市場拡大の最大の貢献領域となる見通しです。