初詣はまず氏神様から…世界最大級の宗教行事「初詣」現代スタイルは鉄道会社が広めた? (2/3ページ)

Japaaan

一説には源頼朝が鶴岡八幡宮へ早朝参拝したことで、元日詣が世間に広まったとも言われています。

卯尅。前武衛參鶴岳若宮給……

※『吾妻鏡』第二巻 治承5年(1181年)1月1日条

【意訳】午前6:00ごろ、頼朝(前武衛)が鶴岡八幡宮の若宮へ参拝された。

江戸時代になると元日詣は氏神様だけでなく、自宅から見て恵方(えほう。縁起の良い方角)にある神社仏閣へ参拝する「恵方参り」なども流行ったそうです。

現代スタイルは鉄道会社が広めた?

鉄道網の発達で、各地から初詣客が訪れるように(イメージ)

現代のように好きな神社仏閣を選んで参拝するスタイルが広まったキッカケは、明治時代の鉄道会社の陰謀……もとい集客キャンペーンでした。

明治時代末期には初詣が新春の季語として歳時記に採用され、大正時代には初詣を詠んだ俳句も登場します。

有明の 月かげふみて よろづ民 代代木の宮(明治神宮)に はつまうで(初詣)する

※大正10年(1921年)歌会始にて、伯爵・庭田重行

ただし初詣とは「その年に初めて神社仏閣へ参拝する行為」を指すため、考え方によっては大晦日に参拝しても、その年初めての参拝であれば初詣とも言えるでしょう。

ただ一般的には正月三が日や松の内の参拝がイメージされ、また神仏に対して旧年の感謝と新年の祈願をすることから、なるべく早いに越したことはありませんね。

「初詣はまず氏神様から…世界最大級の宗教行事「初詣」現代スタイルは鉄道会社が広めた?」のページです。デイリーニュースオンラインは、除夜詣恵方参り庭田重行年籠り元日詣カルチャーなどの最新ニュースを毎日配信しています。
ページの先頭へ戻る