「明治維新=近代の始まり」は古い常識——“近代日本”はペリー来航時すでに始まっていた! (3/4ページ)

Japaaan

ついでに言えば、最近では中世の始まりの時期についても院政期からとする見方が主流です。

『春日権現験記』より白河上皇の御幸(Wikipediaより)

ペリー来航は、日本が国際社会に本格的に巻き込まれた転換点でした。ここからいわゆる日本の夜明けが始まったと考えることができます。

幕末の政治対立は、単なる保守対革新の争いではありません。幕府も薩長を中心とする勢力も、目指していたのは近代国家の建設でした。

違いは改革の方向性ではなく、近代化をどう進めるか、その主導権を誰が握るか、という争いだったのです。

誰が新秩序をもたらすか

江戸幕府は、長い間「無事の世」と「民百姓の安住」を実現した政権でした。戦乱が終わり、庶民が安定して暮らせる社会を作り上げたのです。

しかし19世紀に入り、この二つの柱が揺らぎ始めました。外国船の来航、天保の飢饉、国内の階級矛盾、さらには開国後の経済混乱です。

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