おみくじの“本来の正しい読み方”——漢詩・和歌は神仏のお告げ、実は吉凶よりも超重要です! (2/3ページ)

Japaaan

また、凶や大凶を引いてしまうと幸先が悪い気がしてしまいますが、あくまで「今の自分に対する『注意』であり、そうならないように気をつけよう」と受け取ればいいのです。

おみくじには人生には良いことと悪いことが訪れるため、凶を引いても自分の行いによって良いほうに転じることができますよ、という戒めが含まれています。そのため、一度引いたおみくじは仏様や神様からのお告げを無視することになるので、引き直すのは良くない行為です。

吉凶の掲載は明治以降から

そもそもおみくじは室町時代に中国から渡ってきたものが原型です。そこに書かれた漢詩は仏様からのお告げだとされ、お寺のお坊さんが内容を説明したり、解説本を出版したりしました。おみくじは、意外にも神社が先ではないのですね。

漢詩のおみくじの流行を受け、神様のお告げが和歌で示されるという「歌占(うたうら)」が平安時代ごろに始まりました。歌占は巫女などが和歌で神託を伝える神事にちなんでいます。
実は伝来してきた中国のおみくじにも歌占にも吉凶の運勢は示されておらず、吉凶が掲載されるようになったのは明治以降ということです。現代の紙のおみくじの原型は江戸時代に登場し、広く流行して定着しました。

神仏習合が広く根付いていたので、寺では漢詩、神社では和歌と分けられていたわけではなく、神社にも漢詩の載ったおみくじが多かったとのこと。明治以降に神社では主に和歌のみとなった、ということです。

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