「干物にしか見えない」と噂の〝魚のミイラ〟 どういう存在?渋谷・古代エジプト美術館に聞く (1/2ページ)

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「干物にしか見えない」と噂の〝魚のミイラ〟 どういう存在?渋谷・古代エジプト美術館に聞く
「干物にしか見えない」と噂の〝魚のミイラ〟 どういう存在?渋谷・古代エジプト美術館に聞く

東京・渋谷の「古代エジプト美術館」に展示されている1つのミイラが、X上で注目を浴びている。

どんなミイラか。魚のミイラだ。

Xユーザーのいつき(@eki_itsuki)さんは、この魚のミイラをみて、あるものを思い出したらしい。たぶん、多くの読者も同じものを思い出したのではないかと思う。

そう。干物だ。干物に似すぎているのだ。

X上でも大きな共感を集めたのだろう。いつきさんが「干物じゃないよミイラだよ」と呟きつつ投稿した魚のミイラの写真には、2万9000件を超えるいいねが寄せられている(『「干物じゃないよ」 渋谷・古代エジプト美術館の〝魚のミイラ〟に2.9万人困惑「良いお出汁とれそう」』)。

「魚のミイラ」と「干物」の間には、どんなちがいがあるのだろう。古代エジプト美術館に聞いた。

魚のミイラ、どうやって作る?

取材に応じた古代エジプト美術館・館長の菊川匡さんによると、「魚のミイラ」は数年前にヨーロッパのコレクションから取得したもの。

記録が残っていないため正確な発掘場所や年代については「確定はできません」。ただ、エジプトのミニヤー県にある古代エジプト遺跡「オクシリンコス」で発掘されたものである可能性がとても高いという。

「魚のミイラ」(写真提供:古代エジプト美術館)
「オクシュリュンコス(オクシリンコス)ではこれまで、約5万匹、長さ6メートルに及ぶ魚ミイラの供物層が発見されている。当時、魚は神聖視され、神への供物・儀礼的存在として埋納された。包帯(リネン)とハルファ草(乾燥用の植物)を層状に重ねて保存していた」(菊川さん)

どうやら「魚のミイラ」は、神様へのお供え物として扱われているものだったようだ。それにしても5万匹って......凄すぎる。

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