2025年スマートフォンのグローバル平均DRAM容量を発表〜過去最高の8.4GBに到達し、メモリ不足が成長の足かせに〜 (2/6ページ)
図: 価格帯/ブランド/地域別によるスマートフォンにおけるグローバル平均DRAM容量・2024年12月と2025年12月の比較
[資料: https://files.value-press.com/czMjYXJ0aWNsZSM3Nzc0NSMzNzAzODgjNzc3NDVfRXlmSWxsYW9ObS5wbmc.png ]
出典: カウンターポイントリサーチ社Global Monthly Model Sales Tracker, Dec 2025
市場動向に関して、カウンターポイントリサーチ社リサーチ・ディレクターTarun Pathak氏は次の通り述べています。
「Appleのスマートフォン平均DRAM容量は2025年12月に約10GBに達し、前年同月比で2.2GB増という過去最大級の伸びを記録しました。これはiPhone 17 Proシリーズを12GBへ増強したことが主な要因です。Appleは長年、メモリ容量を段階的に増やしつつ、ソフトウェア最適化でDRAM容量の少なさを補ってきました。しかし今回、高容量かつ高速なメモリへ移行することで、iPhoneをApple Intelligenceに備えさせ、大規模AIモデルを端末内でローカル実行できるようにしています。」
主要スマートフォンブランドの中では、Huaweiが2025年12月時点で平均DRAM 12GBと最も高く、その背景として、中国でプレミアム帯に注力していることがあります。中国市場では、仕様強化が市場シェア維持とプレミアム・ポジショニング強化の中核戦略であり、Huaweiは現在、旗艦モデルでDRAM 12GB〜16GBを標準として提供しています。
価格帯別のDRAM増加に関して、カウンターポイントリサーチ社シニア・アナリストKarn Chauhan氏は次の通り述べています。