小一郎と藤吉郎は実兄弟なのか?『豊臣兄弟!』では描かれない2人の少年時代の謎に迫る (4/5ページ)
右衛門はあまりに過酷な年貢を課したため、耐えかねた領民20数世帯が一気に逃散します。
※逃散(ちょうさん):村から逃げ出すことで領主に抗議する、ボイコットの一種。
それでも右衛門は当初の通りに年貢を課したことから、中村は特に貧しくなってしまったそうです。
小一郎は7歳で藤吉郎と生き別れに弥右衛門を喪ったことで、一気に困窮した藤吉郎一家。まだ10歳だった藤吉郎は口減らしのために生家を離れ、豪農の家で奉公しました。
異説としては継父の竹阿弥から虐待されて飛び出したなどとも言われます。
劇中では「坂井喜左衛門(大倉孝二)の側室と駆け落ちし、仏画を盗んだ」設定になっていましたね。
小一郎は当時7歳、兄と生き別れて心細かったのではないでしょうか。
終わりに今回は小一郎と藤吉郎の少年時代について紹介してきました。
秀吉が天下を獲ったから、その後づけとして様々な伝説が生み出され、後世の私たちに印象づけられています。
果たして実際の小一郎と藤吉郎は、どんな少年時代を過ごしていたのでしょうか。今後の解明がまたれます。