スピリチュアルに巨額浪費!戦国武将・武田信玄の実像は名将と真逆、隠された“金の亡者”の素顔とは (2/5ページ)

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さらに信玄は、庶民全員に一律で罰金を課す過料銭を繰り返し実施しました。喧嘩などの軽犯罪に科す罰金を、理由なく全員に課すという異常な制度で、史料には「国中が嘆いた」と記されています。

加えて「逃亡者や死者の未払い税は他人が肩代わりせよ」「夜逃げしても追って徴収せよ」という鬼のような取り立て制度まで存在しました。

信玄の軍事力は、こうした重税によって支えられていたのです。これらの内容は、武田の功績を讃える目的で記された『甲陽軍鑑』にも記録されていることから、実際の人民の苦しみはもっと凄まじかった可能性もあります。

スピリチュアル浪費

信玄の重税は、軍事や土木工事のためだけではありません。実は彼には、宗教に巨額をつぎ込むという一面がありました。

とくに陰陽師・判兵庫への支出は常軌を逸していました。信玄は判兵庫を十五年にわたって寵愛し、1,500貫文(現代で約15億円)を支払っています。

判兵庫は上杉謙信に呪いをかける護摩祈祷を繰り返しましたが、そもそもこうした祈祷は本来の陰陽師の仕事ではなく、効果も疑わしいものでした。

上杉謙信(Wikipediaより)

また、信玄は寺社にも多額の寄進を行い、財政をさらに圧迫しています。

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