『豊臣兄弟!』聖地巡り:大河ドラマで再注目、豊臣秀長が築いた城下町・大和郡山ゆかりの地ガイド (2/4ページ)
境内でひときわ目を引くのが、約2メートルほどある薬師如来坐像です。穏やかな表情の仏さまを見ていると、自然と気持ちが落ち着いてきます。最近は切り絵の御朱印でも知られていて、御朱印巡りをしている人にも人気があるようです。
アクセス
・近鉄橿原線「近鉄郡山駅」から徒歩約10分
・郡山城跡から徒歩約5分
洞泉寺 ― 快慶作と伝わる仏像
春岳院から少し歩くと、洞泉寺というお寺があります。秀長が建立した寺として伝わっている場所です。
ここには「木造阿弥陀如来及両脇侍立像」という重要文化財の仏像が安置されています。鎌倉時代の仏師・快慶の作と伝えられている仏像で、落ち着いた堂内で向き合うと、不思議と静かな時間が流れます。
境内には「垢かき地蔵」というお地蔵さまもあり、病や悩みを取り除くという伝承が残っています。こうした話を聞くと、秀長がこの土地で人々の信仰を大切にしていた様子も想像できます。
アクセス
・近鉄橿原線「近鉄郡山駅」から徒歩約10分
・郡山城跡から徒歩約8分
秀長の生涯に思いをはせるなら、大納言塚にも足を運んでみたいところです。ここは秀長の墓所で、五輪塔が静かに建っています。
周囲は緑が多く、落ち着いた雰囲気で、散歩の途中に立ち寄るような場所です。秀長が亡くなったとき、兄の秀吉は大きな衝撃を受けたといわれています。
ここで手を合わせていると、教科書ではなかなか感じられない兄弟の関係が、少しだけ実感できるような気がします。
アクセス
・近鉄橿原線「近鉄郡山駅」から徒歩約12分
・郡山城跡から徒歩約10分
源九郎稲荷神社 ― 城下町の守り神
最後に立ち寄りたいのが源九郎稲荷神社です。秀長が厚く信仰したと伝わる神社で、城下町の守り神のような存在です。
境内には狐の像が並び、赤い鳥居が続く景色はどこか神秘的。白狐のお面をつけて写真を撮れる場所もあり、観光客にも人気があります。