「死」について考えることは「生」を見つめ直すこと!カジュアルに語り合える「デス活」セミナーを、7月1日に港区の株式会社ボールドの社員向けに開催 (5/8ページ)
時間は有限であるという気づきは、「今この瞬間」を大切にする姿勢を育み、能動的に人生を生きる原動力となります。
2. 優先順位を明確にし、後悔のない選択をするための指標になる
いつか人生の終わりが来るという事実に向き合うと、自分にとって本当に大切なものが明確になります。日常のささいな悩みに振り回されるのでなく、自分の価値観に沿った選択をし、やりたいことをすぐに行動に移すモチベーションが生まれます。
3. 他者への感謝の気持ちを育み、人間関係を深めるきっかけになる
死について考えることは同時に、大切な人との別れを想像することです。その結果、家族や友人がいることのありがたみを改めて実感し、感謝の気持ちが高まります。より強固で、豊かな人間関係の構築につながります。
4. 終末期への備えを促し、「自分らしい最期」を実現する
日頃から死について考えることは、自分が望む、人生の最終段階を具体的に描くきっかけにもなります。どのような医療やケアを受けたいか整理し、家族や医療・介護関係者と話し合うことで、自分の意思を伝えやすくなります。その結果、後悔のない「自分らしい最期」への準備が整います。
■企業側のメリット
デス活セミナーは、従業員一人ひとりが自分の人生や死生観について考える機会を提供することで、精神的な安定やウェルビーイングの向上につながります。人生の終わりを見つめることは、日々の仕事や生活の意味を見直すきっかけとなり、結果として仕事への主体性やモチベーションの向上にも寄与します。また、親の介護や家族の看取りといった人生の大きな課題に対して、あらかじめ知識や心構えを持つことができるため、突然の出来事による精神的負担や混乱を軽減する効果も期待されます。
さらに、企業が従業員の人生全体に寄り添う姿勢を示すことは、従業員の安心感や信頼感を高めることにつながります。これにより、働きやすい職場環境の形成や離職率の低下、組織へのエンゲージメント向上といった効果も期待できます。デス活セミナーは単なる終活の知識提供にとどまらず、従業員の人生設計を支援する取り組みとして、企業の人的資本経営や健康経営の一環としても位置づけることができるでしょう。