2024年紅麹事案 研究解説「カビの世界と利益相反——吉成文献における研究の独立性と客観性への重大な疑問— PA産生既知種を除外した実験設計の科学的妥当性」 (1/4ページ)
株式会社薫製倶楽部(岡山県都窪郡早島町)は2026年4月9日、自社ウェブサイトに研究解説「カビの世界と利益相反——吉成文献における研究の独立性と客観性への重大な疑問——~ PA産生既知種を除外した実験設計の科学的妥当性 ~」を公開した。
株式会社薫製倶楽部(岡山県都窪郡早島町)は2026年4月9日、自社ウェブサイトに研究解説「カビの世界と利益相反
——吉成文献における研究の独立性と客観性への重大な疑問——~ PA産生既知種を除外した実験設計の科学的妥当性 ~」を公開した。
▼対象記事URL
https://kunsei.com/archives/678
カビの世界と利益相反
——吉成文献における研究の独立性と客観性への重大な疑問——
~ PA産生既知種を除外した実験設計の科学的妥当性 ~
【結論】
吉成文献において、なぜ千葉大学IFM68223が比較株として選択されたのか、その科学的根拠が明らかにされていない。既知のプベルル酸産生種であるPenicillium puberulumなどを除外し、特定の株のみを比較対象とした実験設計の透明性に疑問がある。
1 カビの世界は厳格に管理されている
夏になると、台所、風呂場、あちこちにカビが生えます。赤、黄色、青、緑、黒、白など、様々な色のカビを目にします。しかし、食品や医薬品に使用されるカビは、実は厳格に管理されています。
食品の世界を例に取ると、黄麹(味噌、醤油、日本酒に使用)のほとんどは、全国で約10社程度しかない種麹屋から購入されています。種麹屋は古くから食用に適した菌株を大切に保存し、それを販売しています。
我々紅麹の業界も同じです。小林製薬は、我々にとっては全国に2社しかない紅麹専門の種麹屋でした。