2027年大河で注目、小栗忠順は“隠れた英雄”か、混乱の元凶か?幕末の貨幣改鋳が招いた光と影 (2/5ページ)

Japaaan

荻原重秀の墓(Wikipediaより)

荻原は「貨幣の価値は国家が決めるもの」という考えを持っており、素材が劣っていても流通させる大胆な発想を示したわけです。

ところで、そもそもこの手法が成り立ったのは、鎖国体制のもとで金銀銅の流通を幕府が独占していたからです。

もし諸藩が自由に採掘したり、外国との貿易を盛んにしていれば、品位の低い貨幣はすぐ信用を失っていたでしょう。

しかし幕府が流通を握っていたため、改鋳貨幣は市場で受け入れられ、財政の柱となりました。

こうした経緯が、のちに小栗上野介が放つ大胆な一手の土台となっていきます。

二分金の衝撃

幕末に入ると、幕府財政はもはや従来の改鋳では立て直せないほど悪化していました。

そこで登場したのが、勘定奉行として財政を担った小栗上野介です。

「2027年大河で注目、小栗忠順は“隠れた英雄”か、混乱の元凶か?幕末の貨幣改鋳が招いた光と影」のページです。デイリーニュースオンラインは、江戸幕府小栗忠順幕末江戸時代カルチャーなどの最新ニュースを毎日配信しています。
ページの先頭へ戻る