「夫に『出て行け!』と怒鳴られ、夜に外へ出た6歳息子。5分後、夫が『息子が居ない』と言ってきて」(奈良県・40代女性) (1/2ページ)
「長男が居ない」――ある夜、Uさんの夫がそう言ってきた。
その5分前、夫は長男を𠮟りつけ「出て行け!!」と言っていて、長男は言われた通り外に出ていたという。
夫は長男が家の前にいると思い込んでいたのだが......。
<Uさんからのおたより>
長女が9歳、長男が6歳、次男が3歳くらいだったころのことです。
真ん中の子は怒られるようなことも少なく、でも自分の本当の気持ちを伝えるのは苦手で、親の顔色をよく見ていて、たくさん我慢をしてくれている「ザ・真ん中っ子」な息子です。
そんな長男が2021年の6月ごろ、夜の9時前に夫に怒られ、「出て行け!!」と言われました。
夫は家の前にいると思っていたらしいが...長男はそのまま裸足で外へ。夫は家の前にいるだろうと踏んでいたけれど、「出て行けと言われたんだから出て行かなくちゃ」と考える息子はそのまま歩き出していたのです。
5分後様子を見に玄関を開けた夫から「長男がいない」と言われた私は頭が真っ白に。
同じく「どうしよう!」とパニックになりかけてる長女に、「大丈夫、絶対に見つかるから! 自分で帰ってくるかもしれないから家で待ってて」と言い、夫と次男は車で、私は自転車で探しに行きました。
田舎なので街灯はあると言っても暗くて見えないところだらけです。
息子の名前を何度も呼び、返事がなくてパニックになりそうなところを「大丈夫、大丈夫」と自分に言い聞かせ自転車をこぎつづけていました。
30分ほど経って、公園や街灯が多い家の東側を探していたけれど、もしかして街灯がほとんどない家の西側に行ったのかもと思い、家の前の道を、携帯のライトで照らしながら川にでもはまってはないかと覗きながら西に向かおうと走りだしました。
家の前に見慣れない車がすると、ちょうど家の前の道路に見慣れない車が停まろうとしていました。
そして、その車のお姉さんが明らかになにかを探している私に気づいて、「子供探してる!?」と声をかけてくれたのです。