パーソルイノベーション、フロントラインワーカーの未来を創る研究開発組織を立ち上げ (2/4ページ)

バリュープレス



■研究所開設の背景と今後の研究領域・展望

HRサイエンス研究所を組織内研究所として開設したのは、「はたらく人」を取り巻く社会構造や環境が大きく変化する中で、これまで十分に体系化されてこなかった領域について、実証的な研究を進めていくことを意識しています。
医療・介護、製造・物流・小売・サービス業などの現場ではたらくフロントラインワーカーは、社会や経済の基盤を支える重要な存在です。一方で、はたらき方や心理的負担、スキル形成、キャリアの選択に関する研究は限定的であり、科学的な知見の整理や蓄積は発展途上にあります。
これまでの人材研究やHR領域における議論は、主にオフィスではたらく人や管理職層を中心に進められてきました。その結果、現場ではたらく人々の意思決定や行動特性、職場環境との関係性については、定量的・実証的に捉えきれていない部分が多く残されています。
そこで、HRサイエンス研究所の初期体制として、心理学にかかわるメンバーのほかに、情報学の研究者、機械学習エンジニアなどが参加します。また、京都大学などでの教員経験をもつシニアな研究者や博士号を持つ研究者で構成することで研究レベルの高度化を目指します。

さらに、研究成果を基にした迅速な事業化支援を実現するため、3人の推進チームとしてリサーチアドミニストレーショングループも組成します。初期段階から、データ分析やAI開発、戦略策定などの観点で併行し中長期研究もサポートします。

具体的には、主に以下の2つの研究・調査活動から開始します。

①   研究開発:社内に蓄積された分析や知見利活用の可能性
②   共同調査:コンテンツやビッグデータの分析に関心のある社外の幅広い業界の企業・団体・個人とも連携して、調査・研究を推進

フロントラインワーカーを含む幅広い「はたらく人」を研究対象に調査・研究を進めていきます。今年度中にも、研究結果をレポートの公開や講演会の開催などを通じて発信し、社会との対話を深めていく予定です。
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