朝ドラ「風、薫る」蘭方医から日本初の医学博士に!院長・多田重太郎のモデルとされる三宅秀の生涯 (1/2ページ)
朝ドラ「風、薫る」で帝都医大病院の院長を務める多田重太郎(筒井道隆)には、モデルとされる人物がいます。モデルの一人と考えられるのが、幕末から昭和前期を生きた医師で帝国大学医科大学初代医科大学長の三宅秀(みやけひいず)という人物。
三宅秀は、江戸の代々続く医家に生まれ、若い頃から蘭学、英学、医学を学びます。
しかし、幕末から明治維新へと時代は大きく動き、医学教育も旧来の蘭方医学から、ドイツ医学を中心とする近代医学へと再編されていきました。
秀は語学力、医学知識、教育力を活かし、日本の近代医学教育を支える道を選ぶこととなります。しかし、医学制度が整い始めた時代は、同時に西洋医学をどう日本に根づかせるかをめぐる苦闘の時代でもありました。
三宅秀の生涯について見ていきましょう。