赤ちゃんを守る「母子免疫ワクチン」無償化が4月に始まった——知らないと損する、RSウイルスの本当のリスク (3/3ページ)

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大規模な調査によっても安全性が確認されており、厚生労働省も早産や死産などの重篤な副反応について重大な懸念はないとしています」

副反応としては、接種部位の痛みや腫れ、頭痛、筋肉痛などが報告されているが、「局所反応が最も多く、すぐに収まります」(髙橋先生)とのことだ。なお、ワクチンの成分は胎児には移行しないため、赤ちゃんへの直接的な影響はないとされている。

「上の子がRSで入院して……」現場の声

髙橋先生のクリニックでは、無償化に対して「3万円前後かかっていたワクチンが無料で打てるのはうれしい」「上の子がRSウイルス感染で入院して大変だったから、自費でも接種したいと思っていたのでうれしい」といった声が聞かれるという。

一方で「新しいワクチンだからなんとなく心配」という声もある。だが「説明すると皆さん安心し、ほとんどの方が接種されています」と先生は言う。

「妊婦さん全員に接種をお勧めします。正しい情報を確認したい方は、厚生労働省のページをぜひご覧ください」(髙橋先生)

定期接種の対象は妊娠28〜36週の妊婦で、接種は1回。2人目以降の妊娠でも対象となる。妊娠中の方、あるいは周囲に妊婦がいる方は、各自治体のホームページで詳細を確認してほしい。生まれてくる命への最初のプレゼントが、接種という選択肢になるかもしれない。

【取材・監修協力】
髙橋怜奈先生(山王ウィメンズ&キッズクリニック大森 院長・産婦人科専門医)

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