第11回「斎藤茂太 旅の文学賞」は、上田大作『明日も、森のどこかで』に決定!同時に、旅のさまざまな魅力を伝える優れた書籍を第8回「旅の良書」に選出しました (2/5ページ)
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斎藤茂太賞
「斎藤茂太 旅の文学賞」は、長年にわたり世界と日本の旅行文化の発展に貢献した当協会創立会長の故・斎藤茂太氏の功績をたたえ、その志を引き継ぐために2016年に「斎藤茂太賞」として創設されたもので、節目となる第10回目を迎えた2025年より、賞の名称を「斎藤茂太 旅の文学賞」へと改称。今回が第11回目となり、2025年に発表された紀行文、エッセイ、ノンフィクションのジャンルから旅にかかわる優れた著作を表彰するものです。
また、「旅の良書」は、基本的に中学生以上を対象として、旅のさまざまな魅力を読者に伝える優れた書籍を選出するもので、斎藤茂太 旅の文学賞の選考過程でセレクトしたすべての作品を対象として、斎藤茂太 旅の文学賞の選考システムを活用して同実行委員会が選考・選出し、日本旅行作家協会の理事会の承認を経て認定するものです。今年が第8回目の発表となります。日本旅行作家協会選定の「旅の良書」マークを、選ばれた「旅の良書」の版元へ無償で提供します。
なお、第11回斎藤茂太 旅の文学賞授賞式は東京・内幸町の日本プレスセンター内 レストラン・アラスカで、2026年7月29日(水)に行います。
[第11回「斎藤茂太 旅の文学賞」最終候補作]
■『フォルモサ南方奇譚』倉本知明(春秋社)
大国による支配の痕跡と土着文化が絡み合う台湾南部を舞台に、歴史と伝承の狭間にある数々の奇譚を読み解く。台湾文学研究者である著者が、台湾の「いま」を見つめた一冊。
■『中国TikTok民俗学 スマホからはじまる珍神探訪』大谷亨(NHK出版)
奇っ怪な神々が跋扈する中国各地の信仰世界を、TikTokを駆使したフィールドワークで探訪するルポルタージュ。豊富なカラー写真とともに、知られざる中国の素顔を描き出す。
■『明日も、森のどこかで』上田大作(閑人堂)
北海道の自然を20年にわたり記録してきた写真家が、野生動物たちの命の営みを見つめたエッセイ集。野生動物との出会いを通して、厳しくも美しい野生の日常を描く。