“財閥”はなぜ戦前の日本経済を支配できたのか?一族に富を集めた「持ち株会社」という仕組み (3/3ページ)

Japaaan

たとえば大正末期の首相・加藤高明は三菱岩崎家の娘婿であり、政治と財閥が密接に絡み合っていたことがわかります。

鶴舞公園内に建っていた加藤高明像(Wikipediaより)

こうした政治的後ろ盾と税制上の優遇が重なって財閥は莫大な富を蓄え、日本経済を支配する巨大資本へと成長していったのです。

持ち株会社という仕組みは、単なる企業形態ではなく、富と権力を一族に集中させるための強力な装置だったのです。

終戦直後、GHQはここに目をつけて持ち株会社を禁止し、財閥解体を進めました。

参考資料:大村大次郎『脱税の日本史』宝島社、2024年
画像:PhotoAC,Wikipedia

日本の文化と「今」をつなぐ - Japaaan

「“財閥”はなぜ戦前の日本経済を支配できたのか?一族に富を集めた「持ち株会社」という仕組み」のページです。デイリーニュースオンラインは、GHQ財閥経済カルチャーなどの最新ニュースを毎日配信しています。
ページの先頭へ戻る