朝ドラ「風、薫る」謎の女郎・夕凪(村上穂乃佳)は実在した花魁?遊郭の悲劇がつないだ“看護”の未来 (1/2ページ)
HK朝の連続テレビ小説「風、薫る」。10週となる今週のテーマは『疾風に勁草を』。
「疾風に勁草を知る」とは、疾風に吹かれたときこそ勁草(風に耐えられる強い草)かどうかがわかる、つまり「困難な状況に直面したときこそ、人の真価や意思の強さがわかる」という意味。
患者さんの死に直面し、寝込んでしまった東雲ゆき(中井友望)は、現実が受け止められず寝込んでしまいます。けれども、バーンズ先生(エマ・ハワード)の教えのおかげで「私は人の生き死に関わる仕事ができる人間じゃない」「患者さんのために看護婦にならないほうが誠実だ」と結論を出しました。ゆきは、疾風に倒されそうになりましたが立ち上がった強い「勁草」でしたね。
“ナース7”は一人減ってしまいましたが、ゆきの分も頑張ろうと決意する看護婦見習いたち。そして、一ノ瀬りん(見上愛)と大家直美(上坂樹里)は、次の実習先に向かいます。ところが着任早々に、服毒自殺を図った男女が搬送されてくるという難局に直面。
実は、これは原案の伝記『明治のナイチンゲール 大関和物語』にも描かれている話です。ドラマでは運ばれてきた女性は、「夕凪」という名前の女郎でした。
この「夕凪」の実在のモデルは誰なのでしょうか。彼女はヒロインたちの将来に影響を与えた人でもあったようです。伝記とドラマを比較しつつ、ご紹介しましょう。