少子化・AI時代に「町の学習塾」はどう生き残るか 個別指導塾19年の現在地 (1/3ページ)

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少子化・AI時代に「町の学習塾」はどう生き残るか 個別指導塾19年の現在地
少子化・AI時代に「町の学習塾」はどう生き残るか 個別指導塾19年の現在地

少子化が進む一方、オンライン教材や映像授業、生成AIなど、子どもが学ぶ手段は大きく広がっている。

かつては「学校以外で勉強する場所」という役割が中心だった学習塾も、現在では一人ひとりの学習状況への対応や進路相談、オンラインを含めた学習環境の提供など、求められる役割が多様化している。

こうした変化の中、東京都大田区西馬込で2008年から個別指導塾「ブライトフューチャーアカデミー」を運営する冨沢拓夫氏に、地域の小規模塾を取り巻く環境の変化について聞いた。

少子化の中で「地域の塾」は何を求められるのか

ブライトフューチャーアカデミーは2008年春に開塾し、小学生から高校卒業後の生徒までを対象に指導を続けてきた。冨沢氏によれば、この間に大きく変わったのが、生徒や保護者が塾に求めるものだという。

学校の授業を補うために通う生徒もいれば、受験対策や苦手科目の克服、学習習慣を身につけることを目的にするケースもある。オンライン教材の普及によって、「塾へ行かなければ勉強できない」という環境でもなくなった。

一方、学習目的が多様になるほど、同じ教材やカリキュラムを全員に当てはめることは難しくなる。同塾では個別指導を基本とし、生徒の学力や目的に応じて学習内容を調整しているという。

ただし、個別対応には講師の時間や人員が必要になる。生徒ごとに柔軟な対応を行いながら、運営として採算を確保することは、小規模な学習塾にとって避けて通れない課題でもある。

オンライン授業が広がっても「対面」は必要か

学習塾を取り巻くもう一つの変化が、オンライン教育の普及だ。

ブライトフューチャーアカデミーでも、教室での対面指導に加えてオンライン指導を取り入れている。

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