【逃げ上手の若君】最大の怨敵・足利尊氏は“ほぼ北条の身内”だった?100年続いた血縁と裏切りの真実 (1/4ページ)
「週刊少年ジャンプ」にて2021年より連載され、現在TVアニメ第2期も放送中の『逃げ上手の若君』には、魅力的な人物や歴史的な出来事が数多く登場します。特に敵役として注目されているのが、足利尊氏(あしかがたかうじ)です。
尊氏は源氏の名門に生まれ、北条氏とは深いつながりがありました。しかし後醍醐天皇が倒幕の兵を挙げるとこれに同心し、六波羅探題を攻め滅ぼします。
足利尊氏と北条氏は、どのような関係だったのか。そのつながりの源とはなんだったのか。
なぜ裏切る道を選んだのか。足利尊氏と北条氏の絆について見ていきましょう。
足利尊氏。執権北条氏との血筋は近く、自身も正室を北条氏から迎えた。
源氏の名門と執権一族が出会う時!足利氏は、源氏の名門としてかつて源頼朝とも肩を並べた存在でした。
しかし鎌倉時代に入ると、足利氏は幕府に臣従。御家人として生きる道を選び、代々執権北条氏と婚姻を重ねていきます。
両家の関係は尊氏よりはるか以前にさかのぼります。
足利氏二代目の足利義兼は、初代執権・北条時政の娘と結婚。その女性は源頼朝の妻・北条政子の妹にあたります。
義兼の子・足利義氏は当然ながら北条時政の外孫となり、北条氏の血を受け継いでいます。
義氏はさらに三代執権・北条泰時(『鎌倉殿の13人』の主人公の息子)の娘を妻にしました。