インフル報告が前年同期の7倍超…9月の「雨季化バテ」と感染症リスクの関係 (3/4ページ)
アイススラリーとは、細かな氷の粒を液体に分散させた、飲めるシャーベット状の飲料を指す。
氷が溶けるときに周囲の熱を吸収する性質を利用し、スポーツや暑熱環境での作業前後などに活用されている。外出や運動の前に飲む「プレクーリング」では深部体温の上昇を抑え、活動後の「ポストクーリング」では体内にたまった熱を逃がすことが期待される。
ただし、競技前のように身体を強く冷やす必要は、9月の日常生活では必ずしもない。氷の量を控えめにして、冷たくて心地よいと感じる範囲で取り入れることがポイントになる。
そこで考えられるのが、ヨーグルトや果物を使った“アイススラリー風”の飲み物だ。氷が中心の一般的なアイススラリーよりも冷たさを調整しやすく、食欲が落ちているときにも水分と栄養を一緒に取り入れやすい。
ヨーグルトで「水分保持」と自律神経を支えるヨーグルトを使う理由は、口当たりや味だけではない。
ヨーグルトに含まれる乳たんぱく質には、摂取した水分を体内に保持する働きが期待されている。乳たんぱく質を加えた飲料が、運動後の水分保持を助けたとする研究もあり、ヨーグルトを使うことで、冷却と水分補給にたんぱく質やカルシウムの補給を組み合わせられる。
もう一つのポイントが、自律神経との関係だ。腸と脳は、自律神経などを介して双方向に情報をやり取りする「脳腸相関」の関係にある。ヨーグルトを日々の食事に取り入れて腸内環境を整えることは、乱れがちな自律神経を整える働きを支える選択肢の一つとなる。
ただし、ヨーグルトを食べることに加えて、朝日を浴びる、軽く身体を動かす、睡眠時間を確保するといった生活習慣と組み合わせることが前提だ。
また、汗を多くかいた場合は、こまめに水分と電解質を補う必要がある。
家庭でも作れる2種類のヨーグルトアイススラリー管理栄養士・料理研究家の渥美まゆ美氏は、家庭で作りやすい二種類のヨーグルトアイススラリーを紹介している。