ボット設定の「やり直し」を削減―chai+、複製機能と学習精度向上でAI運用を効率化 (2/4ページ)

バリュープレス

Webサイト学習の確認・再実行を省力化

Webサイトをナレッジとして定期学習する場合、一度の処理ですべてのURLを取得できず、一部が未学習として残ることがあります。従来は、管理者が学習状況を確認し、必要に応じて追加対応することが運用上の負担になり得ました。
9月アップデートでは、スケジュール学習の完了後に未学習のURLを自動で確認し、対象URLが残っている場合には自動的に再学習する仕組みを追加しました。一度の処理で取得できなかった情報も追加学習されるため、Webサイトの情報をより確実にナレッジへ取り込みやすくなります。
定期的に更新される製品サイト、社内ポータル、FAQサイトなどを学習対象とする企業にとって、学習漏れの確認や手動での再実行を減らし、最新情報をAIへ反映する運用を支援します。

■FAQ生成・プロンプト設定も改善。回答品質を保ちながら管理作業を効率化

AIボットの運用では、データを登録するだけでなく、「どの情報を参照させるか」「どのような方針で回答させるか」を継続的に調整する必要があります。ボット数が増えるほど、この設定作業の標準化も重要になります。
今回、FAQ生成時に参照する情報が適切に反映されるようコンテキスト取得処理を改善したほか、ボットの回答ルールなどを設定するプロンプトテンプレート機能も拡充しました。テンプレートを活用することで、回答方針を設定しやすくなり、ボット作成・設定の効率化につながります。
また、公開前検証を有効にした場合でも、フォルダ構成を持つ学習データを適切に参照できるよう改善するなど、実運用での安定性・使いやすさを高める改修も行っています。

■管理コンソールのメール認証を追加。運用効率だけでなく管理面も強化

企業で生成AIの利用範囲が広がるほど、管理コンソールへのアクセスを適切に保護することも重要です。9月アップデートでは、多要素認証に会社のメールアドレス宛へ認証コードを送信する「メール認証」を追加しました。
Authenticatorアプリや電話番号による認証に加え、スマートフォンを使用せずメールで本人確認できる選択肢を用意することで、企業の利用環境に合わせた管理が可能になります。

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