合気道覇天会創設20年、フルコンタクト合気道選手権大会30回―藤崎天敬師範が追究してきた「立ち関節技による制御」と「自制心を学ぶ合気道」、第30回大会を開催 (4/9ページ)

バリュープレス



以来、神奈川県立武道館、東京都中央区総合スポーツセンター、横浜武道館などで大会を継続。新型コロナウイルス感染症による中断期間を挟みながら、2026年までに30回を数えています。

覇天会では、試合を単に勝敗を決めるものではなく、型稽古で学んだ合気道技術が、相手が抵抗する状況でどのように成立するかを確認する「技術検証の場」と位置づけています。

距離、反応、崩し、立ち関節技、投げ、当身、抑えへの移行などを対抗性のある状況で検証し、その成果や課題を通常の稽古や技術体系へ還元してきました。


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試行錯誤を経てフルコンタクト合気道「ユニファイドルール」へ

20年間、一つのルールのみに固定してきたわけではありません。

初期から立ち関節技、投げ、当身、抑えを含む試合を行う一方、打撃への捌きを主眼とした試合、短棒への対応、防具を着用し顔面への掌打を認めた試験的ルール、後方から掴まれた状況を想定した離脱形式など、さまざまな条件で検証してきました。

こうした蓄積を踏まえ、2019年から現在のフルコンタクト合気道「ユニファイドルール」を採用しています。

現在の本戦では、立ち関節技・投げ・当身・抑えを統合的に扱いながら、打撃のみの攻防を目的とはせず、合気道技による崩しや制御、一本へつなげることを重視しています。

フルコンタクト合気道競技の3つの特徴―中核は「立ち関節技による制御と抑え」

フルコンタクト合気道競技では、主に3つの特徴を重視しています。

第一に、立ち関節技と抑えを競技の中核とすることです。
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