下校中に嘔吐した私を、自宅へ連れ帰った見知らぬ女性。何棟もある団地の一室で(大分県・40代女性) (1/2ページ)
もし自分だったら、同じことができるだろうか。
大分県在住の40代女性・Wさんは、小学生の頃に助けられた経験を振り返り、そう語る。
<Wさんからのおたより>
もう40年近く前の話になりますが、ご恩を忘れた事はありません。
当時子供だった私はお礼も言えないままでした。
どうか感謝の気持ちが伝わればと思い投稿させて頂きます。
当時小4だった私は下校中に体調不良になり、道端で嘔吐してしまいました。
服も顔も手も汚れた私を、通りかかった女性が「あら大変!」とすぐ近くの自宅に連れていき、毛布をかぶせてホットミルクを飲ませてくれました。
もし自分だったら...それから自宅に電話をして迎えを呼んでくれました。
親は不在だったので電話を受けた2歳上の姉が自転車で迎えに来てくれました。
目印になる公園で待ち合わせ、そこで女性とはお別れしました。
私は体調が悪かったせいでお礼も言えないままでした。
後日元気になり、お礼を言いたくて女性の家に行こうとしたのですが、そこは何棟もある団地の一室。どの棟だったかもわからなくなり、名前も知らないので諦めるしかありませんでした。
女性の家には私より少し年上の兄弟がいました。
学校のすぐそばの団地なので同じ学校である事は間違いなく、先生に調べてもらえばわかったはずなのですが、子供の私はそこまで頭がまわらず。
あれから何十年たっても、お礼を言えなかった事を悔やんでいます。
私も母となりましたが、自分だったら同じことができたかと言うと、自信がありません。
汚れた子を自宅に入れる......躊躇するかもしれません。
優しく介抱してくれた女性には本当に感謝しています。
お礼は言えませんでしたが、一生ご恩は忘れません。
【このコーナーでは読者のみなさんからの投稿を紹介しています】
名前も知らない、どこにいるかもわからない......。