衝撃の〝シュークリーム石〟に8万人驚嘆「間違えて一口かじりそう」 どうやって生まれた?専門家に聞く (2/3ページ)
そのうち、石のアフタヌーンティーできるかも」「マリトッツォにも見える...ふっかふかに見えるけど、カッチカチなのね!?」「間違えて一口かじりそうなくらい美味しそう」「こ、これは美味しい...間違いない!」
といった声が寄せられている。
「シュークリーム石」の正体を突き止めるべく、記者は専門家への取材を試みた。化石や植物標本などの学術資料約260万点を収蔵する京都大学総合博物館に詳しい話を聞いた。
シュークリーム石、どうやってできた?京都大学総合博物館の担当教員は、シュークリーム石は「カルセドニー(あるいは瑪瑙)」と「石英」という2つの鉱物の境界部分ではないか、と推測する。
「実物を見て分析したりしないとはっきりしたことは言えないですが、写真で見た限りではいわゆるカルセドニーと石英の境界部分に見えます。上下のシュークリームの皮に相当する部分がカルセドニーで、中心のクリーム部分が石英だと思います」(京都大学総合博物館の担当教員)
「カルセドニー」も「石英」も、成分は二酸化ケイ素(SiO2)。どちらもSiO2がたくさん溶けた熱水から成長する鉱物だという。
「SiO2がたくさん溶けている熱水の温度や圧力が下がり、たくさんのSiO2が溶けきれなくなると(過飽和度が大きいと)SiO2を一気にたくさん沈殿させるために、細かい粒がたくさん形成されます。そうやってできるのがカルセドニーです。縞状の模様をもつ場合、瑪瑙と呼ばれます」(京都大学総合博物館 担当教員)
一方、過飽和度が小さい熱水になると、少ない結晶を大きく成長させようとする。そうしてできるのが「石英」だ。「透明できれいなものは、水晶と呼ばれます」とのこと。
この鉱物は、石の隙間や空隙に熱水が通ったときにできるもので、壁側から徐々に沈殿していくのだという。
「温泉地で沈殿物によってパイプが細くなって詰まっていくのと同じ感じです」(同教員)
クジハルアさんはX上でシュークリーム石の様々な角度を披露しており、それを見ると白い部分にわずかに隙間があるのが見える。