アルツハイマー病について専門医に聞く。30代・40代から意識したい生活習慣と親への接し方 (2/5ページ)

ウーマンアプス

一方、ヒントをもらっても思い出せない場合は、病気が関係している可能性があります」
さらに、夕食に何を食べたか忘れるのと、夕食を食べたこと自体を忘れるのとでは、大きな違いがあるといいます。
ただし、新井先生は、思い出せなかったからといって、すぐに認知症を疑う必要はないと説明します。

「忙しかったり、疲れていたり、寝不足だったりすると、注意力が低下して忘れてしまうこともあります。大切なのは、その頻度や程度です」
このように、もの忘れにはさまざまな原因があり、日常生活の中で起こる小さな変化だけで病気かどうかを判断することはできません。

一方で、アルツハイマー病は早い段階で気づくことが重要です。現在は、アミロイドβを減らし、病気の進行を遅らせることを目指す治療法も登場しています。

「軽度認知障害(MCI)の段階で医療機関にかかることが、とても重要です」
もの忘れの頻度が増えたり、以前とは違う変化が続いたりする場合は、年齢のせいと決めつけず、専門医に相談することがとても大切です。

30代の睡眠不足やストレスがアルツハイマー病の発症リスクを高めることも

アルツハイマー病というと高齢者の疾患というイメージがありますが、65歳未満で発症する若年性アルツハイマー病もあります。

「若年性アルツハイマー病は高齢者と比べると少ないのですが、若い世代でも発症する可能性があります。また、若年性の場合は、高齢者よりも症状の進行が早い傾向があります」

新井先生によると、若年性アルツハイマー病の平均発症年齢は51歳程度とのこと。
では、30代・40代が普段の生活で気をつけるべきことは何なのでしょうか。

「日常生活で大事なのは、生活習慣病に気をつけることです。
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