自宅学習で孤立する受験生をどう支える?――オンライン大学受験塾が重視する個別サポート (1/3ページ)
大学受験では、都市部と地方の学習環境の違いや、自宅学習における受験生の孤立が課題となっている。オンライン個別指導は、住む場所にかかわらず指導を受けられる一方、画面越しで生徒の学習意欲をどう維持し、指導の質を保つかという難しさもある。対話と進捗管理を重視するオンライン大学受験塾「Studyコーデ」を運営する合同会社STUDY SHIFTの代表、名川祐人氏に、オンライン教育の現状や課題について話を聞いた。
自宅学習で孤立する受験生――オンライン指導が抱える課題大学受験では、都市部と地方で学習環境や受験情報の入手しやすさに差があることが、以前から課題とされてきた。入試方式が多様化するなか、どのような指導を受けられるか、適切な学習計画を立てられるかが、進路選択にも影響する。
近年はオンライン学習の普及によって、住む場所に左右されず指導を受けられる環境が広がりつつある。
一方、非対面ならではの難しさもある。自宅学習を中心とする受験生のなかには、一人で勉強を続けることに孤独を感じたり、学習意欲を維持できなくなったりする人もいる。
名川氏は、対面とオンラインの両方で指導してきた経験から、学習を継続できるかどうかが受験結果を左右する重要な要素だと話す。画面越しでも生徒の小さな変化や学習の停滞に気づき、適切にサポートできるかどうかが、オンライン指導に求められているという。
コロナ禍で広がったオンライン塾――個別管理で学習を支援コロナ禍をきっかけに、オンライン教育サービスの利用が広がった。ただ、受験生自身に学習管理を任せるだけでは、計画どおりに勉強を進められないケースもある。特に自己管理が苦手な生徒にとっては、継続的なサポートが欠かせない。
こうした課題に対し、同社が運営する「Studyコーデ」では、生徒との対話を重視した個別指導を行っている。
大学受験専門の講師によるマンツーマン指導に加え、授業ごとの個別面談や24時間体制の質問対応、小テストによる学習内容の定着確認などを組み合わせているという。