ベビーカーに1歳娘を乗せてラーメン屋に入った午後3時。ビールを注文した私は、おじさん店主の言葉に涙(東京都・30代女性) (1/3ページ)
初めての育児に、思うようにいかない毎日。
東京都在住の30代女性・Iさんは子供が1歳の頃、大変な日々を送っていた。
そんなある日、たまたま入ったラーメン店で......。
<Iさんからのおたより>
娘が1歳半のころ。少しずつ自我が芽生え、いわゆるイヤイヤ期が始まっていたのかもしれません。
歩けるようになり、走り回りたい盛り。ベビーカーには乗りたがらず、抱っこすれば泣き叫ぶ。道路に飛び出しそうになる娘を追いかけ、抱き上げては泣かれ、なんとかなだめてはまた走り出す。そんな毎日でした。
初めての子育て。育休中で、日中は娘と二人きり。
夕方になると、ベビーカーに乗せて家の近くをぐるぐる歩き回ることもありました。少しでも機嫌よく過ごしてほしい。なんとか一日を乗り切りたい。そんな思いで過ごしていたように思います。
バスの中で叫び始めて...そんなある日、どうしても出かけなければならない用事がありました。
バスに乗って移動していると、娘が突然叫び始めました。泣き止ませようとしても、どうにもなりません。
周囲から「はぁ〜」とため息をつかれ、「うるさいな」という声も聞こえてきました。
いたたまれなくなり、結局、バスを降りることにしました。
その後、なんとか用事を済ませ、疲れ果てた頃、ようやく娘がベビーカーの中で眠ってくれました。
今のうちに何か食べよう。
そう思ったのは、午後3時を過ぎた頃でした。
お昼ご飯も食べていなかったので、近くのラーメン屋さんに入りました。
店員さんは、私の父より少し若いくらいの男性でした。
ラーメンを一つ注文すると、サービスで玉子をつけてくれるとのこと。ありがたくお願いし、ビールも一杯追加しました。
昼間からビールを飲むなんて、ダメな母親だと思われるかな。そんなことを少し気にしていたと思います。
ところが、ビールを持ってきてくれたおじさんが、こんな言葉をかけてくれました。
「今がお母さんの休み時間やもんな。