自己啓発本によくあるデタラメ4選 (2/2ページ)

バズプラス

心理学者のシェリー・タイラーいわく、ビジュアル化は成功した自分のイメージで気分が良くなるだけで何の効果ももたらさないどころか、せっかく設定した目標の意味もなくしてしまうそうな。

代わりにどうすればいいのか?
単純に目標を達成したイメージを思い浮かべるのではなく、ゴールに必要な作業を明確にして、それぞれのステップをイメージトレーニングしてみる。 UCLAが行った実験では、単に「良い成績を取った自分」をイメージした学生よりも、「図書館で勉強している自分」を思い描いた学生のほうが成績はよくなった。

・デタラメ4 アファメーションを使えば自尊心が高くなる!
なぜデタラメなのか?
「アファメーションでポジティブな自己暗示をかけよう!」なんてのも定番の自己啓発ネタですが(マーフィーとかね)、心理学の見解は否定的。テキサス大のウィリアム・スワン教授いわく「人間の自尊心は周囲の評価によって常に変化するため、自分で何度もポジティブな暗示をかけても意味がない」とのこと。さらに、もともと自尊心が低い人だとアファメーションは有害なケースも多いんだそうな。

代わりにどうすればいいのか?
自尊心を高めるには他人からの評価を高めるしかない、というのが心理学の結論。したがって、どうしても自信が持てないなら、自分をほめてくれる人と積極的につきあっていくしかない。そのうえで、周囲の高い評価に合うように自分を鍛えていくのがベスト。

・まとめ
そんなわけで、科学的に正しくない定番の自己啓発ネタ4選でした。ここで紹介した研究はいずれも10年以上も前のものなんですが、いまだにアファメーションとか目標のビジュアル化を扱った新刊は見かけますからねぇ。注意したいものです。

執筆: Yu Suzuki
掲載: Buzz+(バズプラス) http://buzz-plus.com

「自己啓発本によくあるデタラメ4選」のページです。デイリーニュースオンラインは、間違い自己啓発正しい悩みカルチャーなどの最新ニュースを毎日配信しています。
ページの先頭へ戻る