『ファミ通』が丸パクリゲームをおすすめアプリとして紹介する事案が発生 (2/4ページ)

東京ブレイキングニュース

 私なぞ当時駄菓子屋ゲーセンでアホかというくらい遊び倒したので、最初に記事を読んだ時は 「すわ銀河任侠伝が奇跡の復活か!?」と驚いたほどだ。今でもあの絵を見ると反射的にベビースターラーメンのパチモノ的なフライ麺(¥10)の味が口内に蘇る。

 さて、問題の記事がサイトに掲載されたという事は、ライターが書いた原稿が編集部のチェックを通過したという事であり、という事は編集部内に「銀河任侠伝」を知っている人間がいなかったという証拠になってしまう。そうですか、ファミ通の看板を背負っているゲームライターや編集者なのに、かの迷作「銀河任侠伝」を知らんのですか......。

  いくら色々と問題があり過ぎてコンシューマ機への移植もDL販売も二度とされないであろう「銀河任侠伝」とはいえ、このような扱いを受けたままでは哀れ過ぎるので、今回は東京ブレイキングニュースに全くそぐわない内容になることを承知の上で紹介させていただく。

「銀河任侠伝」とは、主人公のやっちゃんがパっと見て解るレベルでヤクザ(おそらく広島系)で、義・理・人・情と書かれたパワーアップアイテムを取ると、武器がパンチ→ドス→ポン刀といった具合に、より効率よく殺傷できるようになる。この「主人公のヤクザがカチ込む」という時点でレイティングに引っ掛かるというのが、この作品が幻のゲームになってしまった要因のひとつであり、割と東京ブレイキングニュースで扱うのに相応しい内容になってしまった事に我ながら驚いている。

 ヤクザのやっちゃんは、敵のコブラ軍団にさらわれた恋人を助けるために一刻館などにカチ込みをかけ、押し寄せる敵をバッタバッタとポン刀で真っ二つにし、またドスで刺し殺して行く訳だが、一刻館という名称で解る通り、登場するキャラクター及び背景の殆どが何らかのパクりである。それがパロディの域を超えてしまっており「知的財産権ってなんだったっけ?」という有り様なのだ。 これが「銀河任侠伝」が二度と陽の目を見られない最大の要因である。

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