『ファミ通』が丸パクリゲームをおすすめアプリとして紹介する事案が発生 (3/4ページ)

東京ブレイキングニュース

 参考までに恐怖のコブラ軍団のメンバーを紹介すると【ゴジラ・寅さん・ザク・大魔神・ジェイソン・ランボー・花形君・寺内貫太郎・キョンシー・ジャイアントロボ・輪島・アニマルウォリアー・KYワカマツ・月光仮面・スケバン刑事(二代目)・あしたのジョー】......などによく似た方々が、雑魚キャラまたはステージボスとして登場する。

 この時点で「誰にどう許可を取ればいいんだろう?」という話であり、これに加えて各ステージの背景には仮面ライダーやバカボンパパなどに瓜二つのキャラクターが写り込んでいるため、どこを切り取っても言い逃れが不可能だ。

  つい先日、海外セレブの流出写真を無断で掲載しようとして大変な事になった護国寺界隈の出版社が話題になったが、上のリストを見れば「もし万が一なにかあればその比じゃない」とご理解いただけるはず。日本国内の版権物だけならまだしも、ハリウッドにまで粉をかけている点にジャレコの凄みを感じる。

 しかもグラフィックがたまたま似てしまったというだけなら薄目で見ればなんとかなるかもしれないが、敵キャラや攻撃の当て具合によって散りざまが違っており、あしたのジョー風の雑魚キャラはタイミングよく攻撃を当てるとクロスカウンターが炸裂して真っ白な灰になる。どうやらジャレコ様はハナから逃げ隠れするつもりが無いらしい。これが漢の心意気であり、ちなみにジャレコの業界参入1作目はスペースインベーダーのコピー品「スペースコンバット」である。どうだろうこの覚悟の決まり具合。

 余談だが、プレイヤーに爽快感を与えるため、敵キャラの散り方に気を配る点は非常にジャレコ的であり、STGの古典「エクセリオン」では、タイミングよく弾を当てると敵が真っ二つになる演出が施されていた。しかしながら、この「銀河任侠伝」では寺内貫太郎や寅さんが日本刀で真っ二つになる訳で、それは爽快とはまた違う快感を得られてしまうので注意が必要であり、出るとこに出た際により罪が重くなりそうなチャームポイントでもある。寅さんをドスで刺すとか、背景を色々と知っている人間からすると「どんな悪い冗談なんだろう」と背筋が凍る。

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