iPhone 6騒動で注目集める中国の携帯ビジネス事情 (4/4ページ)
A氏も中国人コーディネーターも、わざわざ法人を立てて、ある意味で逃げ道のない形でビジネスをしようと安全策を採ってしまったため、国内法を遵守せねばならず、結果的に摘発上等のアウトロー手法に太刀打ち出来なかった。 しかし当時のネットは幾らでも逃げ隠れが出来たので、そんな時代に正攻法で挑むのは勝ち目が無さ過ぎたのだ。更新頻度・量・過激さの全てで競合に負けている上に有料、しかもモバイル限定で画像のみなのだから、それで勝てたら逆におかしいというものである。
ちなみにA氏からその後も別件で何度か打診があり、その度に私はひとりの人間が泥沼にハマって行く様を見せ付けられた。 中国携帯バブルの話の次に私に回って来た話は 「マッチングサイトへの出資」 である。 A氏いわく 「これは出会い系じゃないんです! マッチングサイトなので全然別だし安全です!」 との事で、この人は本当にインチキに向いていないんだなと。まずお前自身があらゆる詐欺に引っ掛かるタイプだなと。
当然その話もポシャり、ほんの何年か前に聞いた話では遂に「マイナスイオンを発生させる画期的な装置の開発に成功したセンセイが......」とかなんとか仰っていた。
その話を最後に、私がA氏を着信拒否リストに入れたのは言うまでもない。
Written by 荒井禎雄
Photo by iPhone 6 スタートブック (SB MOOK)