暴力団にも飛び火「コンビニ土下座事件」はチンピラ対処のテンプレートに成り得るか (2/5ページ)
仮にまかり間違って素人が 「有名彫師の作品によく似たデザインの刺青」を入れ、それを見せびらかしてヤクザを騙ろうものなら、すぐに地元のプロがやって来て「ニイちゃんどこのもんや?」となる。
今回の刺青男の背負っているモンモンは、そうしたレベルの代物に見えるのだが、それすなわち「現役の本職」か、もしくは「過去に本職だった」かのどちらかだということだ。そうでなければアウトローの世界で最もやってはいけない「騙り」という事になり、それはそれでキツイお仕置きを入れられてしまう。後者の可能性は低そうなので、おそらく本当に本職か、本職だった過去のある人間だと考えるのが自然だろう。
となると次に問題になるのが「いつまで本職だったのか?」という点だ。仮に現役だったとしたら所属する組まで火の手が回るし、組を抜けていたとしても数年未満という近い話ならば、暴力団への締め付けの厳しい昨今、警察は元所属していた組を問い詰める事が出来てしまう。
どんな答えが出るにせよ、警察がマジメに捜査・追求する気さえあれば、間違いなくvs暴力団という話になってしまうのだ。
[2] 組を破門された人間が組の代紋を見せびらかしている疑惑が浮上した件
逮捕された一味のひとりが、携帯で自撮りしている写真が出回っているのだが、その携帯にちょっと信じられないステッカーが貼られていた。
とある組の代紋をそのままステッカーにした "公式グッズ" なのである。これも上の刺青の話と同様で、仮にこれが偽物で、イキって勝手に代紋を使って作ったというなら、これは組の偽名刺を配って回ってたも同然の騙りであり、いつさらわれてもおかしくない。
ヤクザの世界では、とにかく "騙り" だけはご法度とされており、使用者責任でどこまでも上に話が持って行かれてしまう今では、特に厳しく対処されてしまう。
この人物の過去を調べて行くと、どうもとある組(ステッカーの代紋を掲げている組)を破門になったのではないかという情報があるのだが、破門された後も代紋ステッカーを見せびらかすというのはどう考えもアウト。