暴力団にも飛び火「コンビニ土下座事件」はチンピラ対処のテンプレートに成り得るか (3/5ページ)
これも上で書いたように、破門されてからそれほど時間が経っていないようなら、警察は堂々と元いた組をイジメられる。
単に携帯ステッカーの話ではあるのだが、組がどのような迷惑を被るか解らないため、アウトローの世界のルールで言えば、かなりの重罪という事になってしまうのだ。 これもこれで「さらわれないとおかしい」というレベルの大失敗だろう。
[3] 刺青男の勤め先の企業に注目が集まっている件
そして今最も注目が集まっているのがこの話である。ネットでは問題となっている不動産屋と、とある組織との関連が疑われており、地上げ目的で嫌がらせをしていたと断定口調で書かれている。しかしこれはまだ確固たる証拠がなく、現段階では単なる陰謀論的な眉唾ものの話であると言わざるを得ない。
この不動産屋は事件後に逮捕された男の存在をHPから抹消し、テンプレ謝罪文を掲載して事件の風化を待つ方針のようだ。しかし明らかにプロとしか見えない刺青男が社員だった点は否定のしようがないので、この不動産屋は「ヤクザ紛いの刺青男でも入社できるような会社だ」という事だけは言っても構わないだろう。
現在はこの不動産屋の取り引き相手や取り引き銀行などに電話をかけるネット民も出て来ているので、このまますんなりと沈静化するとは考え難い。
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こうした点から何が解るかというと、まず何よりも「自滅動画がなければコンビニ側が泣き寝入りするしかなかった」という事である。例えばネットの噂である地上げが事実だったとしたら、素人がいくら抵抗しようとも無駄だ。地上げには億単位の大きな金が動くのだから、地元の地主・代議士・警察・アウトローといったある程度の権力を持つ人間達に "黄金色の饅頭" を渡しているはず。
そうであればコンビニ経営者程度がいくら騒いだところで、あちらこちらで握り潰されてお終いになってしまう。また下手な真似をすればチンピラのお礼参りがあるだろうし、その際に誰かが助けてくれるとは思えない。