阪神"金本"監督がすんなり決まらない泥沼ウラ事情

デイリーニュースオンライン

 3年契約の最終年で優勝を逃し、何とかCS(クライマックス・シリーズ)進出にこぎ着けた阪神タイガース。9月に入り、スポーツ紙上では早くも後任監督の名前が飛び交うなど、大きな人事の動きは避けられそうにない。

 そんななか、本来なら名誉あるはずの「監督候補」の1人は、何と「オファーが来ても絶対受けないだろう」と言われている。

競艇場の場外舟券販売所建設で大失敗

 その監督候補とは、広島カープ、阪神タイガースの主砲として活躍した金本知憲(46)。12年に現役を引退後、現在はプロ野球解説者として活動している。「アニキ」の名称で知られ、ファンや後輩たちからも絶大なる人気を誇る男だ。監督になれば、和田政権時代に下がった観客動員も再び上向くこと間違いなしなのだが、周囲から聞こえるのは「監督就任は現実的ではない」という話題ばかり。背景にあるのは、8億円あると言われている巨額の借金だ。

「金本氏は過去に競艇場の場外舟券販売所建設に関して投資をしていたが、これに大きくつまづいた。しかも、出資したお金が返ってこないため、裏社会の人間を使って出資先を恐喝したとして、裁判沙汰にまで発展しています。この時に負った借金が巨額過ぎて、現役時代は億単位の年俸を貰っていた彼が、引退後は当座の資金繰りに奔走するという事態に陥っていたのです」(在阪スポーツ紙記者)

 そんな彼が今、熱心なのが古巣球団相手に「ビジネスパートナー」として関わって行くことだという。

「現在、彼の所属事務所は大手コンビ二チェーンと老舗インディーズレコード会社が共同出資で立ち上げた広告代理店。ここは過去に、金本とタイアップして飲食物をプロデュースするなど、元々関わりが深かった。最近、ビジネスとして成功したのは、このコンビ二が阪神のオフィシャルスポンサーに入ったこと。この仲介を金本がしたともっぱらの噂です。人気球団のスポンサーだけあって、動いた金額は数億円とも言われる。今後、あらゆる仲介業で活躍すれば、1回で数千万円単位での収入を得られる。一方で監督業の年俸は、高くても1億円台後半が関の山。しかも、表立って副業が出来ないですし、今の彼の懐事情を考えると、うま味のある仕事は当面、続けるとみられています」(同前)

 トラ党の思いはさておき、アニキ監督就任は、もうしばらく先になりそうだ。

(取材・文/DMMニュース編集部)

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