みのもんた復帰は「打倒ミヤネ屋」でフジテレビ内定か

デイリーニュースオンライン

 10月24日、ホテルオークラで開催された「みのもんた 古希の祝い」に、フジテレビの亀山千広社長が出席していたと10月27日発売の「女性自身」(光文社)が報じた。

 同誌によると、フジテレビは2015年の4月から平日午後に新しく大型情報番組を立ち上げ、そのキャスターにみのもんた(70)へのオファーを打診しているらしい。この時間帯は現在、宮根誠二(51)が司会を務めるの『情報ライブ ミヤネ屋』(日本テレビ系)の独擅場。フジテレビは2010年『知りたがり!』、2013年に『アゲるテレビ』を立ち上げて『ミヤネ屋』に対抗してきたが、どちらも惨敗。現在はドラマの再放送を垂れ流す時間帯になっている。

 そこで、情報番組の看板ともいえる司会にみのもんたを起用して、打倒宮根誠二を狙っているらしい。古希の会に亀山社長みずからが出席したのは、みのを口説き落とすためだろう。

「日本を動かす番組をやってみたい」

 みのもんたといえば、2013年にセクハラ疑惑や、当時日本テレビ社員だった次男の窃盗未遂容疑で逮捕などの不祥事を受けて、『朝ズバッ!』と『サタデーずばッと』(ともにTBS系)への出演を自粛。結局、TBSから報道番組を降ろされる事態に至った。

 翌日には記者会見を開いて謝罪。そのとき記者からの「報道番組からのオファーがあったらやりますか?」という問いかけに対して、

「やります。そのときは今よりももっと厳しく出ます」

 と即答している。

 しかし現在のみのといえば、バラエティ番組の出演のみでキャスターには復帰していない。

 以前、フジテレビのお昼には『笑っていいとも!』があった。そしてその裏番組にはみのが司会をつとめる『午後は○○おもいっきりテレビ』(日本テレビ系)があり、ライバル関係にあった。『笑っていいとも!』は終了して『バイキング』(フジテレビ)へ引き継がれたが、視聴率では苦戦をしている。

 ある業界関係者は語る。

「お昼の顔ともいえる『笑っていいとも!』と視聴率争いをしていたみのですが、かつてのライバルは消えて、その後番組も苦戦している状況。今度は、かつてのライバル、フジテレビの救世主になってやろうという自負はあると思いますよ」

 ということは、2015年の4月からフジテレビの昼の情報番組に、みのが抜擢される可能性は高いのか――。

「古希の会でみのは、『日本を動かす番組をやってみたい』と語っています。TBSでキャスターを降ろされ不完全燃焼だった彼だからこそ、今度は歴史に名を残すようなキャスター像をめざしているでしょう。そのため、みのはかなりデリケートなところまで切り込んだ番組を作りたいと思っているフジがある。が、フジテレビとしてはその要望をどこまで受け入れられるか……。その辺りの調整によっては、この話は流れる可能性もありますね」(同前)

『朝ズバッ』時代は歴代総理大臣を呼びつけ、一気飲みを強要し泥酔させては悦に入っていたという伝説を持つみの。はたして、苦戦が続くフジテレビを救うことができるだろうか。

(取材・文/タナカアツシ)

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