【競馬予想】天皇賞(秋)はマーティンボロで本命勝負か

【中央競馬・今週の狙い馬】
今週は古馬中・長距離G1シリーズ開幕戦、秋の天皇賞(11月2日/東京競馬場/芝2000m)。ジェンティルドンナ、フェノーメノ、イスラボニータをはじめとするG1馬の豪華な顔ぶれに加え、今年は伏兵陣も多彩で難解な一戦だ。
先週の菊花賞は見事、予想が的中!
天皇賞(秋)の翌日、11月3日に盛岡競馬場で行われるJBCクラシックにカゼノコが出走する。
新馬戦から5戦目までの芝のレースでは静観。ダート戦に転じれば必ず走ると信じ6戦目に待望の砂の舞台に登場した。いただいている関西全レース予想のお仕事で本命を打つ。3着に終わったが、猛追する迫力は凄まじい。その後も芝の毎日杯で無印にした以外は本命を打ち、単勝馬券を購入。これが結構いい配当がつくので、嬉しくてならない。
迎えたスーパーダートダービー。大井競馬場での戦いとあって予想とは関係ないが、応援あるのみ。素晴らしい追い込みで勝利を飾ったのだから感動して涙が止まらなかった。初勝利から約4カ月での快挙。日本ダービーを本命のワンアンドオンリーが制して、ダートと芝の双方で信じた馬が勝ってくれた。この仕事をしていてよかったとつくづく思うひとつが、こういう結末に恵まれることだ。
のっけから的外れのような入り方だが、先週の菊花賞を受けてのこと。底知れぬスケールの大きさに期待を託したトーホウジャッカルがデビューからわずか5カ月で優勝。長丁場への適性の高さを感じていたサウンズオブアースが2着に入った。
馬を信じることは自分を信じること。持論を書かせていただき結果を出せたのだから、本当に感謝にしている。ジャッカル様、酒井学騎手様。そして厩舎を中心とした関係者の皆様、おめでとうございます。
今年本格化のマーティンボロで本命勝負
ということで、天皇賞へも同様の姿勢で向き合おうと思う。マーティンボロが先頭でゴール板を駆け抜けてくれるのではないか。そう信じている。
14番枠はプラス面よりマイナス面のほうが多いだろう。ただ、見方を変えればあながち悪くはない枠順なのだ。メンバー構成から、それほど速い流れにはなりそうにない。マーティンは緩やかなペースの外々を回り進出することが近走は増え、それで結果も伴っている。体力がついたことで、ディープインパクト産駒特有のよさが出始めているのだと解している。スピードを持続できるうえ、切れ味も備わってきた。筋肉のバランスがよく、毛づやも抜群。前走からここまでの期間でさらに成長しているのは間違いない。単勝で狙えると考えている。
ちなみにマーティンボロは、DMMニュースに寄稿した初回の記事「秋競馬でがっちり儲ける!“絶対注目”の特選2頭」でも推薦した1頭。この秋のイチオシ馬だ。
実績馬の取り扱いは? 人気薄の穴馬候補は?
毎日王冠組ではディサイファの上昇ぶりに惹かれる。競馬が上手で四位騎手が完全に手の内に入れているのも魅力。上積みという点ではこの馬が一番ではないか。
デニムアンドルビーには、体調のよさに加えて枠順、コースと能力をフルに発揮できる材料がそろう。G1馬では、総合力で勝るフェノーメノが怖い。
そして3着にひょいと突っ込んでくる可能性を秘めているのが、ラブイズブーシェ。札幌記念で互角以上の競馬で渡り合ったエアソミュールが毎日王冠を勝った。エアが今回参戦していれば注目を浴びる存在に違いない。ならば、ブーシェの末脚にも注意を払っておいたほうがいい。
冒頭の話に戻って、カゼノコと秋山騎手。JCBクラシックでは初の古馬相手、それも強豪ばかりですが応援しております。
- 藤村和彦(ふじむらかずひこ)
- 競馬解説者。1992年から2010年までデイリースポーツ社で記者、デスクとして中央競馬を担当。現在は、週刊『競馬ブック』誌上での「藤村和彦のインタビュールーム」連載、ラジオ関西「競馬ノススメ」(毎週土曜16時30分〜17時)レギュラーなど、フリーで競馬予想、競馬解説、コラム執筆などの活動をしている。
- 公式サイト/netkeiba.com|No.1予想 藤村和彦