ズバリ本音で美女トーク☆杉野希妃 (4/5ページ)
そんなとき、漠然ながらも、バリに行けば、何か打破できるのではないかという憧れがあったんです。
――どうしてバリだったんですか?
杉野 とても美しく神秘的な国だと思うんです。今回の映画でも、バリ島の美しい景色をはじめ、ガムラン(東南アジアの民族音楽)ケチャ(バリ島で行われる男声合唱による呪術的な踊り)などのシーンも沢山取り入れています。それらがすべて、当時悩んでいた私の心を揺さぶる何かがあったのです。
――杉野さんの心の葛藤を投影した作品なんですね。
杉野 はい。だから最初は私がヒロインを演じようと思っていたのですが、監督と兼任はやはり難しいと思って。そうこうしているうちに、(『欲動』で主演を務めた)三津谷葉子ちゃんと知り合って、"彼女でバリの作品を撮ってみたい"と思い、ストーリーも変更しました。
――杉野さんから見た三津谷さんの魅力とは?
杉野 素晴らしい女優さんです。葉子ちゃんと出会って、"彼女だったら、私の描きたい女性像を、繊細かつ激しく演じてくれる"と……彼女の中にまだ表に出ていない激しさが潜んでいると思いました。撮影前から葉子ちゃんとは一心同体で作りました。お嫁さんにしたいぐらい、好きですね(笑)。
――もしや、禁忌の関係?
杉野 いやいや、そんなわけないじゃないですか!
――とはいえ、『欲動』では、三津谷さんのダイナミックなベッドシーンがあることでも話題になっていますね。
杉野 少し話がそれるかもしれませんが、最近の日本映画は性描写が"男目線"というか、その行為だけを描いている感じがするんですね。それは女性の"性"が軽く扱われてすぎているような感じがして、そういう作品にはしたくなかったんですね。