【未解決事件の闇11】女性編集者失踪・容疑者Xの知られざる真実 (2/2ページ)

東京ブレイキングニュース

 では、夏の出来事をなぜ11月になって謝ろうと思ったのか。不自然ではないか。これに関して、男は次のように話している。

「A子とケンカをしまして、11月19日からA子が名古屋の家に戻ってしまったんです。寂しくなったので、女遊びでもしようかと思い、辻出さんに連絡しました。夏の電話のことで謝るという口実で会おうと思ったんです。セックスができると良いな、と思ってね」

 行為に及ぶ為の口実として、Xは辻出さんに謝罪話を持ち出したのだ。そしてXは辻出さんに会い、目的を果たしたことを供述で認めている。

「辻出さんとは車内で話をした後、セックスをして別れました。一緒にいたのは1~2時間ぐらいで、後のことは知りません」 

 学生時代の娘の素行について、辻出紀子さんの母親である美千代さんは「なんで毎回、紹介する男の子が違うのか」と不満そうに語ったことがあり、そのことから紀子さんは異性との交際が派手だったことが見て取れる。加えて、信用した人間に対しては性別関係なく誠意をもって付き合う彼女の性格が異性に勘違いさせる傾向、つまり惚れられやすい傾向があったことも事実である。

 だからといって、紀子さんがXと合意の上で行為に及んだと判断するのは早計である。誘い出す口実がなければ会うことのできないような、付き合いの浅い人物といきなり合意のもとに行為におよぶほど、彼女は軽くない。たとえ彼女がXのことを一目置いていたとしてもだ。何より辻出さんには筆者に辻出さんを紹介した筆者の友人という、将来を誓い合った彼氏がそのときすでにいたのだ。合意の上で不貞を働くというのはあまりに不自然だ。

Written Photo by 西牟田靖

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