危険ドラッグ隣人刺傷男が「しぇしぇしぇ」と意味不明な供述するワケ (2/2ページ)
客のことなんか考えちゃいないだろ」
危険ドラッグは誕生してからまだ日が浅いため、覚せい剤や大麻などと違い医学的にも人体への影響がハッキリしていない部分が多く、その完全な対策は成されていないのが現状だ。
ーー薬物常用者の多くが、覚せい剤から危険ドラッグへ流れているという報道もある。
「それは間違いだな。自分の周りには違法薬物から危険ドラッグに逃げていると言う人間は1人もいない。今まで薬物関係には手を出していなかった人間が、テレビの報道で興味を持って手を出しているだけ。スリルを味わう感覚なんだろう」
ーー世田谷で隣人刺傷した危険ドラッグ男は、「しぇしぇしぇのしぇ」などと意味不明な供述をしていると報じられた。
「危険ドラッグが怖いのは、覚せい剤や大麻と違って意識が完全になくなることがあるってことだ。世間で流通している薬物にもいろいろあるが、意識が飛ぶというのは聞いたことがない。つまり、そんな危険なものは需要もなかったってこと。覚せい剤にしても使用者は意識がしっかりある。たまに錯乱するケースもあるが、あれは薬物に慣れてない人間が戸惑ってパニックになっているだけ。意識がなくなって、意味不明な供述を続けるなんてのは、危険ドラッグならではの症状だよな」
危険ドラッグを売っている人間は取締りから逃れるためか「吸わないで下さい、アロマです」とバカな逃げ口上で誤魔化している。だが、それは彼らの本音なのかもしれない。ある地方では危険ドラッグの自販機まで設置してあり、中学生がタバコを吸う様な好奇心で買っているケースも確認されている。非行少年の第一歩は夜遊び、喫煙、万引き、シンナーだったが、そこに新たに人体への悪影響が未確認な危険ドラッグが加えられようとしている。こんな状況を許していいはずがない。より一層の取り締まりを望みたい。
Written by 西郷正興