女性ファン離れ加速か…西島秀俊「結婚報道」をテレビ業界が注視

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鍛え抜かれた西島の肉体美は健在だが……
鍛え抜かれた西島の肉体美は健在だが……

 2015年1月からスタートする『流星ワゴン』(TBS系)のロケ現場を、12月9日発売の「女性自身」(光文社)がキャッチ。主演の西島秀俊(43)がアラフォー女性や観光客に目撃され、騒ぎになった様子が掲載されている。

 西島といえば、11月に一般女性と結婚を発表したばかりだが、まだ女性人気は健在のようだ。

 現在は『流星ワゴン』の撮影に入っている西島。これが終われば2015年公開の映画『MOZU』の撮影に入る。実は、この映画の結果は、テレビ業界に大きな影響を与える可能性があるともっぱらの評判だ。

予想外だった「MOZU」の低視聴率

『MOZU』シリーズは、WOWOWとTBSの共同製作。どちらの局もかなり力を入れた、力作だ。現状はSeason1、Season2の放送が終わり、映画が待たれている段階。ただ、結果を言えば人気作と呼べるほどの視聴率を出すことはできなかった。

『Season1~百舌の叫ぶ夜~』は、初回こそ13.3%の高視聴率を叩き出したが、その後右肩下がり。一時は7.7%にまで落ち、最終的な平均視聴率11%だった。

『Season2~幻の翼~』は6月にWOWOWで先行放送され、10月に地上波で放送を開始。地上波の視聴率は初回8.4%で、その後回復することなく落ちていき、平均視聴率は6.4%と散々な結果に終わった。

“共同製作”という新しい試みの命運

 WOWOWとTBSは『MOZU』以前にも、西島を主演において2時間ドラマ『ダブルフェイス』を共同製作している。この作品は、2本だてで『潜入捜査編』を2012年10月にTBSで放送。その後『偽装警察編』をWOWOWで先行放送、地上波では2013年1月に放送した。要するに、「早く続きを見たかったから、WOWOWに加入してください」というビジネスモデルだ。この試みは見事に成功して、WOWOWは加入者を、TBSは視聴率を獲得した。いわば、成功体験があった。

 ある関係者に聞くと、

「共同製作にすることによって予算が削減でき、スタッフや機材が大幅に獲得できます。結果、スケールの大きな作品に取り組める、新しい番組作りのカタチが見えました」

 しかし、連続ドラマ『MOZU』では、その目算は外れてしまった。そのため、映画版の反響が今から心配されているのだ。

「映画『MOZU』の結果によっては、共同製作という手法は、やはりダメだったとなりかねません。『MOZU』がヒットするかどうかは、テレビ業界の未来にも影響するといっても大げさではない。そんな折りに、西島の結婚ですよ。『MOZU』シリーズは西島さんの鍛えあげられた肉体も魅力の一つ。結婚報道でどれだけ女性ファン離れいくか、スタッフは相当気を揉んでいるのでは」(前出の関係者)

 果たして結果は、いかに。

(取材・文/タナカアツシ)

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