現役女子大生のイベント「ユニドル」で日本一の女子大生アイドルを争う!

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ユニドルたちの笑顔いっぱい!名曲いっぱい!アイドルイベント
ユニドルたちの笑顔いっぱい!名曲いっぱい!アイドルイベント

現役東大生の「週刊アイドル通信」

 アイドルファンや業界関係者がいま熱い視線を送っている「UNIDOL(ユニドル)」というイベントをご存知でしょうか? ユニバーシティアイドルを略してユニドル。その名の通り、現役女子大生によるアイドルコピーダンスの大会です。

 そこのあなた、「なんだ、大学生がお遊びでアイドルの真似事をしてるだけか」と思っていませんか? 実は僕もそう思っていた一人でした。

 しかし、今回潜入してみて、それが全くの誤解だったと気付かされました。ユニドルは言わば、アイドルの新しいジャンルの一つ。彼女たちが大会にかける情熱やパフォーマンスのガチっぷりに圧倒されました。

8分間に凝縮された濃すぎるステージ!ユニドルの情熱をとくと見よ

 12月13日(土)渋谷duoにて、「UNIDOL2014-15winter東京予選1部」が行われました。収容人数700名の会場は一瞬のうちに人で埋め尽くされ、その注目度の高さを物語っています。

unidol

 出場グループは青山学院大学や上智、早稲田、東京工科大、明治、北里、立教、法政など各大学から総勢15組。そこから4組が本戦への切符を手にします。 

 審査は会場投票と、業界関係者や振付師など各界のプロによる審査員投票によってなされ、その本気度がうかがえます。

 ライブが始まると会場は一気に熱狂の渦に飲み込まれます。照明や音響もメジャーアーティストのライブで使用されているものと同等で、おびただしい数のライトが彼女たちを照らしだし、そのシルエットを浮かび上がらせます。普段からライブハウスとして使用されている場所ですから、音もバッチリ。重低音から高温域まで会場内にクリアに響き渡ります。

 筋金入りのアイドルファンをも熱くさせるユニドルの魅力は、セットリストの豪華さにあります。各グループの持ち時間はたったの8分間。その8分間でいかに盛り上げるかに全力をかけるため、必然的にほぼ全曲がいわゆる“沸き曲”で構成されます(沸き曲とは、mixと呼ばれる、アイドルイベント特有の掛け声が言いやすい、タオルを回す箇所がある、などライブの中で比較的盛り上がる曲のこと)。

 今回、とくに盛り上がったのは「ドルクラ☆」が披露したチーキーパレードの「無限大少女∀」、そして「ユナイレージ」が披露した藤本美貴の「ロマンティック浮かれモード」。これらはアイドルファンにはたまらない名曲です。となれば、カバーであっても会場のボルテージがMAXになることはお分かりいただけると思います。

 名曲の数々を武器に全力でかかってくる彼女たちに対して、息をついている暇などありません。最初から最後までがクライマックス。アベノミクスもびっくりのインフレ・セットリストです。

 そして、なんといっても出場している女の子たちがとにかく輝いている! パフォーマンスがプロレベルでひたすら感心してしまうグループもあれば、動きが少しぎこちなかったりする初々しいグループもあるのですが、どちらにも共通するのは、そのキラキラした笑顔です。本当に楽しいんだろうなという気持ちが伝わってきて、こちらも思わず笑顔になってしまいます。ああ、その笑顔をもっと大きな舞台の上で見たい!

 12月13日、クリスマスも近くなった渋谷の街のイルミネーションよりもキラキラした笑顔が、観客でパンパンの渋谷duoを明るく照らしていました。

(後編へ続く)

東京大学アイドル同好会
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東京大学アイドル同好会は、アイドルが好きな東大生によって結成されたサークルです。アイドルについて語り合い「知の創造的摩擦」を起こしているほか、年二回行われる学園祭でのアイドルライブ企画や、毎月第1木曜日に下北FMにて放送中の「東大生がアイドルを研究してみた!」を通じ、アイドル文化の普及活動も行っています。
公式サイト/東京大学アイドル同好会
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