高級寿司に舌鼓、その足で…中国人セレブの日本ツアーに密着

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訪れたソープの待合室。「中国のソープとは雲泥の差」(王氏)
訪れたソープの待合室。「中国のソープとは雲泥の差」(王氏)

 反日を掲げては怒りを募らせながら、70万円もの大金を払って日本を“遊び尽くす”、一部の中国人富裕層の実態について触れた。

建前は反日、目的は快楽…年収3億円の中国人旅行客に密着

 金に糸目をつけない彼らは専門の手配人を介して、ミシュラン店で飲み食いしてはデリヘルや吉原でのソープ遊びを満喫しているのだ。取材時、訪日していた王氏(仮名)の“悦楽ツアー”に帯同してみた。

ソープ嬢にチップ50万円

 昼にまず向かったのは、銀座。

「前に来たとき、すきやばし次郎で鮨を食べてすごい感動しました。今回は久兵衛でランチをしたいと思いまして」

 予約は1か月以上前にすでにD氏が済ませていた。王氏とD氏二人で店に入り、おかませの握り(8400円)で昼食。その後、銀座の骨董品や美術品のギャラリーを巡り、スカイツリーへ。

「上海にも高いビルはいっぱいあるから、あんまり興味ないんだけど、一応、奥さんと娘にお土産買わないと(笑)」(王氏)

 スカイツリー、浅草寺と巡り、いよいよ吉原へ。以前吉原に来たときに食べて気に入ったという吉原大門近くの老舗天丼屋「土手の伊勢屋」で腹ごしらえし、夕方6時過ぎ、王氏は総額7万5000円の高級ソープランド「R」へ消えていった。プレイ後感想を聞くと、満面の笑みでこう語った。

「素晴らしいの一言。最近は上海にも日本式のソープランドがありますが、サービスは雲泥の差ですよ。中国の女に、日本のソープ嬢のサービスは絶対に無理だと思います。また来たいですね」

 こうして日本の”サービス”にハマっていく中国人が増えている。しかし、カネを落としてくれるのはいいが、一方で中国人客の氾濫に眉をひそめる吉原関係者もいる。ある高級ソープに勤務するソープ嬢(31歳)は言う。

「お金もってるから仕方ないけど、乱暴な人が多いのがイヤ。もちろん全員じゃないけど、カネを払ってるんだから言うことを聞け、みたいな高圧的な態度の人が多い。あと、少し日本語ができる人は、プレイの後、戦争中にいかに日本軍がひどいことをしたかとか、靖国問題の話とかしてきて、適当に返事をしていると怒り出す人がいたり。ヤリにきてるのに、政治や歴史の話をするのはホント勘弁してほしいですよね」

 また、別のソープ嬢はこんな話も。

「プレイの後、女の子に『仕事の後、ホテルに来てくれればあと20万円払う』なんて個人的に誘ってくる客が多い。客の中国人社長の愛人となって、日本と中国を行き来している元ソープ嬢も知ってます。彼女の場合、中国へ行くたびに100万円もらっているそうです」

 前出のD氏も言う。

「日本への”報仇ツアー”もそうですが、最近は、逆に日本の嬢や風俗嬢を中国へ送り込む仕事も増えています。日本の業者と組んで、女の子を中国へ送って秘密の性的なイベントを開くわけです。これが大盛況。もちろん、本番ありですよ」

 かつて日本はアジア各地で森林などの資源から女まで、あらゆるものを買い漁ってきた。が、いまや買い漁られる側に回りつつあるようだ。チャイナマネー、恐るべし。

(取材・文/小林靖樹)

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