カレーが人気の新宿中村屋『Manna』でナポリターノの美味なる音を楽しむ (1/2ページ)
ナポリターノ
1200円
カレーの名店といえば『新宿中村屋』だが、カレーの名店だからこそ、カレー以外の料理に目がいかないものである。こだわりを持って料理を作っている店は、どの料理にも「魂」を込めて作っているものだ。
特に新宿中村屋グループのレストラン『Manna』(マンナ)のナポリターノは、この店の常連が「たまに我慢できないほど食べたくなることがある」と感じるほど人気の料理だ。
フィットチーネのように平べったい麺は、『Manna』の特製麺を使用。グツグツと音をたてながらテーブルに出されるナポリターナは、麺やソースが焼ける香ばしさを放っている。
グツグツとした音は約1分間ほど続き、食べる前に「食欲」のボルテージがMAXに。フォークで麺を持ちあげると、トマトソースの香りとともに湯気が立ち上る。
見た目は完全にフィットチーネなのがわかる。その味は繊細で酸味は少なく、最初は「物足りないかな?」と感じるものの、食べ進めるうちにハマっている自分がいた。
麺は、ほどよい力で千切れる硬さをしており、硬すぎず、柔らかすぎず、絶妙な食感なのもいい。麺に含まれている水分のバランスが良いのだろう。