「普通の人が、普通のこととして田舎暮らしを楽しむ時代が来た」 ふるさと回帰支援センター・高橋公代表理事に聞く(前編) (2/3ページ)

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ふるさと回帰支援センターが入居する東京交通会館はJR有楽町駅前。 ふるさと回帰支援センターが入居する東京交通会館はJR有楽町駅前。

――都会から地方に移り住んだ人はうまくやっているのでしょうか。高橋 地域おこし協力隊などの形で地方に入った人たちって、結構カルチャーショックを受けるみたいですよ。「地域のおじさん・おばさんたちがえらく面倒見がいい」と。たくさんできた大根なんかを玄関に置いてあったり、ちょっと手伝うとお返しをもらったり。稲刈りを手伝ったときは、「米ができたよ」って20キロ持ってきてくれる。非常に居心地がいいと。東京にいると隣の人は誰だか分からない。ところが地方に行ってみるとコミュニティがちゃんとある。衝撃を受けた人がハマるケースは多いようです。

役立つ資格は介護や保育士。起業するのもあり

――地方移住で役立つ資格やスキルはありますか。高橋 介護は簡単に資格がとれますし、地方は高齢化しているので仕事としてのニーズも高い。女性なら保育士のように地域と生活に密着した資格も大事でしょう。

センターには常時専門のスタッフが在籍している。 センター内には常時専門のスタッフが在籍している。

――田舎暮らしですと就農や起業に憧れる人も多いです。高橋 2008年、私たちは北海道大学と組んで「ふるさと起業塾」を立ち上げ、起業家の育成をやってきました。ビジネスコンペをやって、認定された対象者には起業資金を提供しますしたり、してきました。一例として、熊本県八代市に塩トマトという有名なブランドがあります。これでトマトジュースを作るという起業プランを出してもらって、支援しました。全国に1700以上の市町村がありますが、5名ずつくらい起業家に金を出してやったら面白いと思います。研修をしっかりやって。

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